Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
化学放射線療法とMerck & CoのKeytrudaによる子宮頸癌初治療が生存改善達成
 ・ 誤記を訂正しました(陰性か陰性か→陽性か陰性の)
Novartisの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)薬Fabhaltaを米国が承認
 ・ 誤解訂正。Fabhalta投与患者”殆ど”がヘモグロビン濃度2 g/dL以上の上昇を達成した旨に修正しました。

ボトックスの過剰投与による副作用への抗毒[投稿日]2009-06-11

  • <<回答受付終了>>
  • [回答数] 1
  • [質問者] non さん
ご質問させていただきます。

当方は、ボトックスの過剰投与による副作用(飲み込みずらさ、言葉の喋りずらさ、ある方向へ首を向けなくなった)等に
長らく苦しんでいる物です。

一般的には、ボトックスで筋肉の神経終末が電気信号を受け取れなくなっても、また別の神経芽が発育してくるため、ボトックスで脱力させ過ぎた筋肉も、3〜4ヶ月で元の状態に戻る、と言われているようですが、

私の場合、「重度の頸肩腕症候群、線維筋痛症」であって特に右首〜肩の頸肩腕症候群がひどく、首が少し右に傾いて見えたのを
「痙性斜頸」と誤診され、注射を受けていたので、

その「また別の神経芽が発育してくる」ということが、私の身体では上手くできない状態なのか(?)

とにかく、実際に、飲み込みずらさ、喋りずらさ、ボトックスを打った筋肉の部分は、他の部分の筋肉のように普通に収縮できないかんじ、が長く残っており、とても苦痛を感じております。

長くなってしまいましたが、

今日、このサイトで「ボツリヌス毒素 暴露 治療」で検索をかけたところ、

「Cangene社 ボツリヌス毒素免疫グロブリンの開発・供給でアメリカ保険社会福祉省と契約締結」
という記事を見つけました。

記事中で、
「2007年の後半には製品を出荷できる見込み」とあったので、
ためしに、リンクの貼ってあるCangene社のHPを見てみたところ、

「Products」の中に「Botulism Antitoxin」という製品があります。

これが記事中で言っている「ボツリヌス毒素免疫グロブリン」なのでしょうか?

また、アメリカでは治療に使われているようですが、
日本では認可されていないのでしょうか?

また、日本の製薬会社では、このようなボツリヌス毒素を抗毒するような製剤は開発されていないのでしょうか?

政府で多人数のボツリヌス中毒が起きた時のために、抗毒素を備蓄しているという記事も読みましたが、
その抗毒素は、ボトックス注射の副作用が予想よりひどく出た、また長引いているという患者の治療には使えないのでしょうか?

おわかりになる方がいらっしゃいましたら、
コメントを待ちしております。
下記は、この質問「ボトックスの過剰投与による副作用への抗毒」に寄せられた回答の一覧です。
WEB上で公開されているボトックスの添付文書(以下)

http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1229404A1023_3_06/

の過量投与の部分が参考になるかもしれません。

http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1229404A1023_3_06/1229404A1023_3_06?view=body#81

この部分を読むと、既に症状が出現してしまっている段階では抗毒素は無効となっています。

主治医と納得いくまで話して今後の治療方針を検討するのが良いのではないかと思います。症状がよくなりますように。
  • 回答に対する質問者のコメント
  • (2009-06-12 18:07)
ご回答ありがとうございます。

http://idsc.nih.go.jp/iasr/21/241/fr2411.html

↑ちゃんと貼り付けられたか不安なのですが、
IASRから出ている「創傷性ボツリヌス症ースイス」という
報告書です。
(Yahooでは「創傷性ボツリヌス症」で検索すると
一番最初に出てきます)。

この中で
「2人の患者は初診から1週間経過しており、通常効果は期待されないが、多価抗毒素(抗ーA、B、C)で治療され、治癒した。」
とあるのを読んで、

すでに筋肉の弛緩が起きている患者でも、試してみる価値があるのではないかと思ってしまいました。

いずれにしても、主治医との相談するしかないですね…。

ありがとうございました。
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