大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

COMT遺伝子の変異の有無と出生時の体重を調べることで、ADHDまたは多動性障害小児の反社会的行動発現リスクを予想できるかもしれない

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2005-11-25 | コメント

注意欠陥多動性障害(ADHD)に伴う早発性の反社会的行動は、反社会的行動の中でも重篤なタイプであり、転帰もよくありません。したがって、早期診断が重要です。


ADHDまたは多動性障害と診断された小児240人を対象にした試験の結果、ドパミン代謝酵素・COMTの遺伝子上の特定の変異や出生時の低体重は反社会的行動の発現リスクを高めるという結果となりました。

COMT遺伝子に変異を有し、かつ出生時の体重が2500g未満であったADHDまたは多動性障害小児で反社会的行動のリスクが特に高くなっていました。

この結果から、COMT遺伝子の変異の有無と出生時の体重を調べることで、ADHDまたは多動性障害小児の反社会的行動発現リスクを予想できると考えられました。

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