睡眠中のおしゃぶり使用は乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐ
Free!2005年10月10日に米国小児科学会が乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐためのポリシーを改定しました(2005年10月13日BioToday)。新たなポリシーでは、SIDSの予防策としておしゃぶりの使用が推奨されています。
このたび、上記ポリシーの有用性を後押しする調査結果が2005年12月9日のBMJ誌に発表されました。
カリフォルニア州11郡を対象にしたこの調査では、SIDSで死亡した幼児185人の母親または介護者と、年齢、人種をマッチさせたコントロール312人に対してインタビューを実施しました。
得られた情報を解析したところ、睡眠中のおしゃぶりの使用はSIDSのリスクを90%以上低下させるという結果が得られました。
- Dummies (pacifiers) reduce sudden infant deaths / EurekAlert
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