Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

思春期の肥満は高アンドロゲン血症を引き起こす

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2006-06-06 | コメント

7-17歳の少女76人を対象にして体重、ホルモンレベル、思春期ステージの関連を調べた結果、思春期の肥満は高アンドロゲン血症と関連すると分かりました。

調査の結果、正常体重の少女に比べて肥満少女では総テストステロンレベルと遊離テストステロンがそれぞれ2.1倍、3倍高値を示しました。

また、正常体重の少女に比べて肥満女性では性ホルモン結合グロブリンレベルが50%低くなっていました。

初期思春期に限って解析した場合、遊離テストステロンレベルは正常体重の女性よりも5倍高くなっていました。

この結果から、思春期の肥満と高アンドロゲン血症が関連し、その関連は初期思春期において顕著であると分かりました。

高アンドロゲン血症は男性的な特徴の発現を促します。また、思春期の高アンドロゲン血症により、後に多嚢胞性卵巣症候群を発現するリスクが上昇します。多嚢胞性卵巣症候群では、不妊、肥満、異常な月経サイクル、体毛の過度の成長等を伴います。

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