大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

低・中リスクの高齢の前立腺癌患者は治療で生存期間が延長する/観察試験

  • 2006-12-13 - 65歳以上の男性において、局所前立腺癌の治療が有益かどうかは分かっていません。 (3 段落, 238 文字)
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2006-12-13 | 投稿者 : 清宮さん
低・中リスクの高齢の前立腺癌患者を対象にした観察試験で、前立腺癌の治療で生存期間が延長するという結果が得られました。

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=16813

観察試験ですので、セレクションバイアスが試験結果に影響を与えている可能性があります。著者等は考えうるセレクションバイアスを差し引いて解析していますが、その可能性は完全には排除しきれていません(1)。

高齢の局所前立腺癌患者に対する治療のベネフィットは無作為化試験で検証する必要があります。

今回報告された低・中リスクの高齢の前立腺癌患者に対する治療と生存改善の関連は、Veterans Affairs Prostate Cancer Intervention vs Observation (PIVOT) 試験(2)やProstate Testing for Cancer and Treatment (Protect) 試験(3)などの進行中の無作為化試験で確認または退けられることになるでしょう。

(1)Treating Older Men With Prostate Cancer. JAMA. 2006;296:2733-2734.
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/extract/296/22/2733

(2)Wilt TJ, Brawer MK. The Prostate Cancer Intervention vs Observation Trial: a randomized trial comparing radical prostatectomy vs expectant management for the treatment of clinically localized prostate cancer. J Urol. 1994;152:1910-1914.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=retrieve
\n&db=pubmed&list_uids=7523736&dopt=Abstract


(3)Donovan J, Hamdy F, Neal D, et al, ProtecT Study Group. Prostate Testing for Cancer and Treatment (ProtecT) feasibility study. Health Technol Assess. 2003;7:1-88.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=retrieve
\n&db=pubmed&list_uids=12709289&dopt=Abstract
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