大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

化学療法前に抗生物質を投与すると感染症を予防できる

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2004-06-14 | コメント

癌患者1565人を対象にしたプラセボ対照2重盲検比較臨床試験の結果、化学療法剤投与前に予防的に抗生物質(levofloxacin)を投与すると感染症を予防できるとわかりました(NursingTimesより)。


最初の化学療法剤投与サイクルにおいて、熱の発現率は抗生物質の予防的投与で58%低下しました。プラセボでは32%でした。感染症と思われる症状はプラセボでは42%に発現したのに対し、抗生物質投与群での発現率は35%でした。

また、予防的に抗生物質を投与すると入院のリスクも低下するとわかりました。

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