大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

日本での食物放射能汚染は深刻/WHO

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2011-03-21 | コメント

日本の福島原発事故による放射線曝露に伴う公衆衛生の危険は現時点ではないので米国居住者はヨウ化カリウムを服用する必要はないとアメリカFDA(米国食品医薬品局)は言っています。

米国ではFDAに承認された3つのOTCヨウ化カリウム製品が品切れとなっています。

FDAはFDA未承認のヨウ化カリウム製品の購入に関する警告を消費者に発しています。

また、Reutersによると世界保健機関(WHO)は日本での食物の放射能汚染を重大視しています。具体的には、放射線問題が原発から半径20-30km以内に留まりうると考えられていた事故後間もない頃の想定を遥かに上回る深刻な事態だとWHOは言っています。

WHOの専門家は事態の把握に努めており、後ほど対策案を提供すると言っています。ただし、日本の一部の食物から検出された放射性物質が福島原発事故に由来するかどうかを現時点で把握することは困難であるとWHO専門家は言っています。

FDAは、日本からの輸入品は限られているが放射能汚染について検査すると言っています。

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