視神経脊髄炎の末梢自己抗体の中枢神経系到達を促しうる別の自己抗体を同定
- 2017-07-10 - もっぱら中枢神経系(CNS)アストロサイト終足で発現する脳の主要な水チャネルタンパク質・アクアポリン4(AQP4)を標的とする自己抗体・AQP4-IgGが末梢で主に作られることで生じる自己免疫性CNS疾患・視神経脊髄炎(NMO)では別の自己抗体がAQP4-IgGの血液脳関門(BBB)通過を後押ししているかもしれないと考えて実施された研究により、脳微小血管内皮細胞(BMEC)で発現するストレス蛋白質・GRP78への抗体(GRP78-IgG )のBBB透過性亢進作用が示されました。 (5 段落, 479 文字)
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