腸微生物代謝物インドール減少がマイクロRNA・miR-181を増やして肥満を助長
 ・ タイトルも本文に倣って「インドール→インドール減少に訂正しました。
Erytech アスパラギナーゼ封入赤血球薬の急性骨髄性白血病Ph2b試験失敗
 ・ タイトルのタイプミスを訂正しました(アスパラギナー→アスパラギナーゼ)
プレガバリンと自殺行為やその他被害に陥りやすいことが関連
 ・ 関連ニュースを追加しました。
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[記事]Google検索は疾患の診断に有用」へのコメント

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「専門家による検索が効果的」

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Kentiさん、skyteamさん、コメントありがとうございます。

何をするにしても、各個人のバックグラウンドは重要だと思います。

実際このBMJ報告のディスカッションにも以下のように記載されています。

“The efficiency of the search and the usefulness of the retrieved information also depend on the searchers' knowledge base.(検索効率や引き出してきた情報の実用性は検索者の知識に依存している)”

“In this case, although we were blinded to the correct diagnosis, one author was a respiratory and sleep trainee and the other a rheumatologist; sometimes the diagnoses were evident to us(著者の1人は呼吸器と睡眠の研修医でもう1人はリウマチ専門医であり、ブラインド状態で検索したとはいっても、時に診断は明白であった)(←知ってたのかよ!), and this could have affected our choice of search terms.”

“Patients doing a Google search may find the search less efficient and be less likely to reach the correct diagnosis.(患者によるGoogle検索は効率的ではなく、正しい診断にたどり着ける可能性は低い) ”

“We believe that Google searches by a "human expert" (a doctor) have a better yield,....(我々は、専門家によるGoogle検索でより有益な結果が得られると信じている)”


■実際に検索してみた!

今回のBMJ文献で用いた検索語がBMJのエクストラテーブルに掲載されています。その検索語を用いてちょっと自分で検索してみました。

◇検索語一覧(その他Google診断の結果と正確な診断)
http://www.bmj.com/cgi/data/bmj.39003.640567.AE/DC1/1

1番目の症例の検索語は以下の通りです。
Acute Aortic regurgitation, depression, abscess

この検索語で“infective endocarditis(感染性心内膜炎)”という診断が得られれば正解です。

この3つの単語でGoogleで検索すると以下のような結果になります。

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rls=RNWE%2CRNWE%3A2005-38%2CRNWE%3Aja&q=Acute+Aortic+regurgitation+depression+abscess&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

検索結果が英語という時点で読む気もうせているのですが、この検索結果からinfective endocarditisと診断するのは難しそうです。

上記の単語を日本語に変換(急性大動脈弁閉鎖不全 うつ 膿瘍)して検索してみると以下のようになります。

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rls=RNWE%2CRNWE%3A2005-38%2CRNWE%3Aja&q=%E6%80%A5%E6%80%A7%E5%A4%A7%E5%8B%95%E8%84%88%E5%BC%81%E9%96%89%E9%8E%96%E4%B8%8D%E5%85%A8+%E3%81%86%E3%81%A4+%E8%86%BF%E7%98%8D&lr=

英語よりも分かりやすい検索結果とはいえない気がします。Googleにはもっと頑張ってもらわないといけないようです。

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「ちょっと注意が必要」

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こんにちは、

Googleの科学分野への影響は、Google Earthを使った新しい実験や、Google scholar のような学術論文を検索できるツールの提供、そして、今回のBMJの記事のように臨床に即したものまですさまじいものがありますね。

インターネットの発達によるパラダイムシフトは確かに起こっているように思います。

しかし、今回のBMJの記事は抄録だけみて判断すると誤解しやすいので、ちょっとコメントしておきます。検索に使うキーワードを決めるのはあくまで医師であり、そのときに選んだキーワードは経験と知識がないと思い浮かばないものでした。

患者の状態を把握して、思い浮かぶ症状として「感染性心内膜炎、Cushing症候群、好酸球性肉芽種...」などをあげることができなければ、今回の論文中で診断されたような結果は得られなかったことを留意する必要があると思います。

以下にもう少し詳しい内容と、僕の意見を述べてあります。

http://windfall.blogtribe.org/entry-60707109e47e4594e4c1731cbdb8d643.html

いかがでしょうか?

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「実用化にはまだ早いでしょうが‥」

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 なるほど、パラダイムシフトですね。医師にとって正確に診断するためには、知識の量や経験値は以前はとても大切でしたが、必要な情報をネットで検索することで正確な診断にたどり着けるということは、正しいインプットに欠かせない診察技術の向上が不可欠になるということでしょうか?。
 昨今の研修医もUp To Dateを検索しながら最新のエヴィデンスベースで診断するというのは実際の研修の場で見られる姿でもあります。

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2006-12-04 - New England Journal of Medicine誌に発表された26の症例報告からそれぞれ3〜5つの徴候・症状を選択し、それらを検索語としてGoogle検索した結果、57.7%(15/26)の割合で正確な診断を探すことができました。
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