Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)
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[記事]スタチン服用患者はインフルエンザ/肺炎や慢性閉塞性肺疾患による死亡リスクが低い」へのコメント

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「スタチンの効果」

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 統計手法に正当性があるのかどうか素人ではよく分かりませんが、COPDでのオッズ比0.17は驚異的と思われます。この効果の背景にあるメカニズムと前向きの比較試験が行われることが望まれます。

 その他のプラスα的有用性の報告が多い点は個人的にはLDL−cが
正常範囲を少し超えたら少量のスタチンを使わせる気持ちに誘導させるものではないでしょうか。横紋筋融解症などを考えると予防投与という観点からもやはりより低用量での服用を考えてよいのではないでしょうか。

以上

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「スタチンの多彩な臨床効果」

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 報告されているような効果が、スタチンの直接的な作用結果なのか、高脂血症が改善された結果起きた二次的な結果なのかはどのように説明されているのだろうか。それらの効果を説明するような基礎データがあるのだろうか。

 他にスタチン系と同程度の改善薬(従来薬では足りないように見ているが)があって、その結果と比べることができれば、臨床における直接作用か、間接作用かがわかるかも知れない。間接作用の場合はどこまでを当該薬の効果と評価するのか、その基準はあるのだろうか。良い意味での「風が吹けば...」という現象とみなすということだろうか。

 もちろん、高脂血症の患者にとっては直接的であろうと間接的であろうと結果の受益ということでは変わりがないが、高脂血症でない患者への適応拡大ということになるとその辺りは承知しておく必要があると思う。

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2007-04-12 - ニューメキシコ州アルバカーキにあるLovelace Respiratory Research Instituteの医療記録をレビューした結果、適度なスタチン使用とインフルエンザ/肺炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)による死亡リスクの低下が関連すると分かりました。
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