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バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。
[記事] 「UCLAの研究チームも皮膚細胞からiPS細胞の誘導に成功」へのコメント
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UCLAの研究チームをはじめ世界の各地で山中教授の成果が追試され、日本の研究体制を考えると海外の研究機関に先を越されてしまうんではないかとなんとなく不安に感じるのは僕だけでしょうか?しかし、本当は不安に感じるよりも喜ぶべきことなのでしょうね。
最近もScienceに山中教授のグループが胃粘膜や肝臓の細胞からつくったiPS細胞で、癌化のリスクを軽減しつつiPS細胞を作ることに成功したというニュースが出るなど、その後も成果を出しつつあるようですし、何よりも追試により山中氏らの研究成果がさらに確かなものになるというのは歓迎すべきことだと思います。
このように再現、追試試験が成功するのは、一時期世間をにぎわせたソウル大のヒトクローンと違う点でしょう。
個人的には、山中氏の研究成果が最初に報道されて以降の騒ぎは、少し加熱しすぎのようにも感じていましたが、過剰な報道や競争に巻き込まれることなく着実にこの領域の成果が積み重ねられることを望みます。
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UCLAの研究チームも皮膚細胞からiPS細胞の誘導に成功