Applied社のガラクトース血症薬のPh3失敗〜しかし承認申請を目指す
 ・ Ph3試験の名称の誤解を訂正しました(AT-007→ACTION-Galactosemia Kids)
Aldeyra社の嫌な予感通り米国FDAがドライアイ薬reproxalapを承認せず
 ・ 誤記を訂正しました(来月注→来月中)
Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
コメント一覧

[記事]eIF4Aを標的にした翻訳開始阻害で癌の化学療法感受性が亢進する」へのコメント

  • このページの後半に、上記トピックの本文を掲載しています。
  • 投稿者名をクリックすると、その方が今までに投稿されたコメントを一覧表示します。

新しくコメントする

「translationの翻訳」

コメントする

私のコメントにも書きましたようにtranslation medicineも翻訳医療と訳すのが一般的ならばtranslation initiationも翻訳開始でもよいかもしれません。
しかし、従来の日本語では「翻訳」という表現は言葉の置き換えのみに使われていると考えたからです。

【清宮のコメント】ssuzukiさん、translation medicineとtranslation initiationを関連付ける必要はありません。したがってtranslation medicineの訳語が「○○○○」だからtranslation initiationは「○○○○」という関連付けはなさらない方が良いと思います。

mRNAの情報に基づいてタンパク質を合成する過程である「翻訳」の始まりを「translation initiation(翻訳開始)」と一般的に呼んでいます。

たとえばアルクの辞書でも以下のように翻訳開始となっています。

http://eow.alc.co.jp/translation%20initiation/UTF-8/

またライフサイエンス辞書(http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/index.html)でも同様にtranslation initiationは翻訳開始となっています。

translation medicineを翻訳医療と訳すのは適切ではないと認識しています。

コメントする

「translationの翻訳」

コメントする

この論文に使われているtranslationが翻訳と訳されれていますが、いささか違和感を感じますので、あえてコメントさせていただきます。周知のようにtranslation medicineは先端医療とも訳されていますが、ここで使われているtranslationにはそのほかにも生体分子構造が変わる場合にも使われています。したがって、本文のような場合には「生体分子構造変異」、「生体分子構造異変」のように訳されてはどうでしょうか。
重箱の隅をほじくるようなコメントになりましたが、おゆるしください

【清宮のコメント】なぜそのように考えるのかを具体的にお知らせください。論文を読み返しましたが「translation initiation」は翻訳開始とすべきと考えています。

コメントする

2008-06-16 - 翻訳開始を阻害することによって化学療法に対する癌細胞の感受性を強化する薬剤が同定されました。
会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。