Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)
コメント一覧

[記事]オメガ-3脂肪酸豊富な魚の摂取と脳血管疾患リスク低下が関連する」へのコメント

  • このページの後半に、上記トピックの本文を掲載しています。
  • 投稿者名をクリックすると、その方が今までに投稿されたコメントを一覧表示します。

新しくコメントする

「ディスカッション部分の解釈かもしれません」

コメントする

ディスカッション部分でオメガ-3脂肪酸には脳血管疾患予防ベネフィットはないかもしれないとの記載(以下に抜粋します)があり、この部分の解釈によるものかもしれません。

By contrast, dietary, circulating biomarkers and supplements of long chain omega 3 fatty acids were not significantly associated with risk of cerebrovascular disease. The combined estimates remained similar for cause specific cerebrovascular events. The associations for long chain omega 3 fatty acids were consistent across people with and without pre-existing cardiovascular disease—indicating a potential lack of benefit for either primary or secondary prevention of cerebrovascular disease.

または著者が論文以外のところで「魚の摂取による脳血管リスク低下はω3脂肪酸に由来しない」と言っているのかもしれません。

コメントする

「種々の栄養素複雑な相互作用」

コメントする

論文をざっと読んだ限りではオメガ-3脂肪酸自体に有益作用はないと断定はしていないように思います。

ただ、魚に含まれる(オメガ-3を含む)種々の栄養素の複雑な相互作用によって魚摂取の有益作用が生まれるのかもしれない(The beneficial effect of fish intake on cerebrovascular risk might be mediated through a complex interplay among a wide range of nutrients commonly found in fish)と結論されているように、オメガ-3脂肪酸以外の要素について著者は注意深く検討しています。

コメントする

「この記事の参考文献につて」

コメントする

英語はあまり得意ではなく、読むのも必死ですが、
同じ文献で、当サイトでは、「オメガ-3脂肪酸豊富な魚の摂取と脳血管疾患リスク低下が関連する」とされており、私も正しいと思っていますが、某大手医学系雑誌のHPで「魚の摂取による脳血管リスク低下はω3脂肪酸に由来しない」とされています。これはあくまで、サプリメントの結果からの誤解かと思うのですが、どこをどう読めばそうなるのか教えて頂ければありがたく宜しくお願いします。

コメントする

2012-10-31 - オメガ-3脂肪酸豊富な魚を週に何度か食べることと脳血管疾患(脳卒中、脳血管発作、一過性脳虚血発作)リスク低下の関連を示した系統的レビュー/メタ解析結果が発表されました。
会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。