Spruce社の副腎過形成症薬tildacerfontのPh2b試験失敗〜開発中止

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2024-12-12 | コメント

先天性副腎過形成症(CAH)成人へのSpruce Biosciences社のCRF1受容体遮断薬tildacerfont(チルダセルフォント)のプラセボ対照二重盲検無作為化Ph2b試験CAHmelia-204で有意なグルココルチコイド用量低下が認められませんでした。

Spruce社はCAH治療としてのtildacerfontの世話を止め、同社の資産を株主により多く還元することを目指します。

Spruce社はもう一つの非盲検Ph2試験の結果も併せて発表しています。成否のほどは記されておらず、tildacerfontをより高用量投与した患者のアンドロステンジオン(A4)の大幅な低下傾向が認められたと同社は言っています。

去年1月初めに科研製薬は同剤の日本での権利を得たことを発表しています。

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