サイケデリック化合物の抗うつ作用を担うセロトニン受容体凹みとの関わり判明
- 2022-01-31 - LSDやサイロシビン(シロシビン;psilocybin)などの幻覚成分(サイケデリック化合物)はセロトニン受容体の一つ5-HT2ARに結合します。LSDは5-HT2AR類縁受容体のOBPと呼ばれる凹みに結合することが知られています。新たな研究の結果、幻覚成分の幾つかは5-HT2ARのOBPの近くのEBPと呼ばれる別の凹みにも接すると分かり、OBPよりEBPとより相互作用する化合物ほどGPCR活性ではなくβアレスチン経路活性を促し、そういうβアレスチン贔屓(β-arrestin-biased)の化合物活性と幻覚作用を伴わない抗うつ作用が関連すると分かりました。 (4 段落, 737 文字)
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