Sanofiの38億ドルのBTK阻害剤tolebrutinibのPh3試験をFDAが肝毒性で差し止め
 ・ 【重大ミス】社名の間違いを訂正しました(Roche→Sanofi)
COVID-19後遺症患者の血中から長ければ1年後までウイルス成分検出
 ・ ヌクレオカプシド蛋白質の検出について追記しました。
ミスマッチ修復欠損の直腸癌患者全員がGSKの抗PD-1抗体dostarlimabで完全寛解
 ・ ASCOでの発表の結果を追記しました。

NK細胞の高親和性FcγRIIIa変わり種とCOVID-19重症化が関連

Free!
2022-05-18 | コメント

ナチュラルキラー(NK)細胞は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)やその感染細胞を捉えた抗体をFcγ受容体・FcγRIIIa(別名CD16a)を介して認識し、インターフェロンγ(IFNγ)やTNFαなどの炎症促進サイトカイン、それにパーフォリンやグランザイムBなどの細胞破壊成分をぶっ放ちます。

NK細胞のそういう抗体頼りの標的攻撃反応・ADCC(antibody-mediated cellular cytotoxicity)はNK細胞のFcγRIIIaの親和性の個人差の影響を受け、SARS-CoV-2感染症(COVID-19)で入院または死んだ患者には高親和性のFcγRIIIa変わり種がより多く認められました。

COVID-19入院患者のNK細胞の炎症促進ADCC反応はより激しく、そういう強烈なADCC反応は高親和性FcγRIIIa変わり種を発現するNK細胞でより顕著であることも示されました。

NK細胞の遅れ馳せの免疫反応ADCCはSARS-CoV-2複製の食い止めにどうやら貢献しておらず、免疫の行き過ぎを招いてむしろCOVID-19の経過を悪化させるようだと著者は言っています。

関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。