AstraZeneca社とAtheroGenics社 冠動脈疾患を対象にしたAGI-1067の第3相試験でプライマリーエンドポイントを達成できず
Free!2007年3月19日、AstraZeneca社とAtheroGenics社は、冠動脈疾患を対象にしたAGI-1067の第3相試験・ARISE(Aggressive Reduction of Inflammation Stops Events)でプライマリーエンドポイントが達成できなかったと発表しました。
この試験の詳細な結果は、ニューオーリンズで開催されるAmerican College of Cardiology (ACC) Scientific Sessionにおいて3月27日に発表される予定です。
試験結果の最終解析が完了した後で、AstraZeneca社はAGI-1067の開発提携を続行するかどうかを45日以内に決定します。
AGI-1067は血管表皮に存在するVCAM-1という白血球誘引タンパク質の発現を抑える働きがあります。動脈硬化の1つの原因は血管表皮での過度の炎症と考えられており、その炎症はVCAM-1が白血球を余分に誘引してしまう結果生じるとされています。AGI-1067は白血球が血管に近づくのを防ぎ動脈硬化を治療します。
- ・ 開発 > 臨床試験 > 第3相/ピボタル試験
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