米国のICU搬送COVID-19全員が低酸素呼吸不全を呈し、8割が人工呼吸必要
Free!米国ワシントン州シアトル地区での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行最初の3週間(2月24〜3月9日)に同地の9病院の集中治療室(ICU)が受け入れたCOVID-19重症例24人(男性63%)は全員が低酸素呼吸不全を被っており、約7割(17/24人)は昇圧剤を要する低血圧も呈していました。
持病のある人は多く、14人(58%)は糖尿病を患っていました。5人(22%)は喫煙者かかつて喫煙経験があり、1人(4%)は慢性閉塞性肺疾患(COPD)を患っていました。
24人の8割近く(75%;18/24人)は人工呼吸が必要となり、3月23日までの追跡期間(ICU滞在1-18日)に半数の12人が死亡しました。
生存患者12人のうち5人は退院して自宅に戻ることができ、4人はICUを出て入院を続けており、残りの3人はICUで人工呼吸を続けています。
患者からインフルエンザA/Bやその他の呼吸器ウイルスは検出されませんでした。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
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