大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

アルツハイマー病を防ぐAPP遺伝子変異が見つかった

  • 2012-07-13 - 高齢者の認知機能低下とアルツハイマー病の予防効果をもたらすアミロイド前駆蛋白質(APP)遺伝子変異をdeCODE Genetics社が見つけました。 (4 段落, 301 文字)
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コメント一覧
2012-07-16 | 投稿者 : t−Mohriさん
Aβを定量的に測定し、組織のAβが多くなることがない(現在証明されているレビー小体などの認知症の他の原因もない)にもかかわらず、認知症と診断されることがあれば、Aβがアルツハイマー病の主たる原因ではないと言えるのではないでしょうか。
2012-07-13 | 投稿者 : to-hasegawaさん
今回の研究は確かにアミロイドがアルツハイマー病の原因である事を示しているようです。しかしそれでも、理解出来ないのは何故今ままでのアミロイド療法が失敗しているかです。どうしても今回の論文がその理由を理解させてくれません。また最近のADNIの報告、健常者でも既にアミロイドが十分量存在する理由も理解できません。どうしてこの様にすっきり理解出来ないのでしょう。

その答えは、アミロイドのみが、アルツハイマー病の原因ではないという事、またアミロイドは本質的に原因ではないという事です。何故なら、はっきりしている事はコッホの原則です。コッホの原則は、原因であるなら、それを除去するなら認知機能は回復するという事です。アミロイド療法が成功しない事から、コッホの原則からアミロイドは本質的に原因ではない事を示しています。

いやアミロイド療法は遅すぎたという事を言われる方がいるでしょう。しかしそれは違います。メマンチンは重症患者の認知機能の改善が起こり得る事をしめしています。

ですからアミロイド療法が遅すぎて効果が見られないという論法は間違っています。アミロイドが本質ではないのです。

ではアミロイド以外に何が原因なのでしょうか。アミロイドが関係している第二の原因物質です。それは何でしょうか。興味ある事柄です。
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