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MerckのKeytrudaの肺癌術前術後投与で無事生存は改善するも全生存は改善せず

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2023-06-05 | コメント

切除可能な初期段階の非小細胞肺癌(NSCLC)患者へのMerck & Coの抗PD-1薬Keytruda(キイトルーダ;pembrolizumab)の術前術後投与で無事生存は改善したものの残念なことに全生存(OS)はプラセボと有意差が付きませんでした。

術前に化学療法とKeytruda、術後にKeytrudaが投与された(Keytruda)群の進行、再発、死亡は術前化学療法のみ(術前に化学療法とプラセボ、術後にプラセボ投与)の(プラセボ)群より42%少なくて済みました。

一方、Keytruda群とプラセボ群の24か月間のOS率はそれぞれ80.9%と77.6%であり、その差は有意ではありませんでした。ただし、途中解析結果であり、やがて有意差がつく可能性があります。

Ph3試験KEYNOTE-671の結果です。

OS改善は示せなかったものの同試験のKeytruda用途は米国FDAに承認申請されて審査段階にあり、その審査結果は今年2023年10月16日までに判明します。

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