抗コリン薬はアルツハイマー病に特有のアミロイド沈着を増やす
- 2003-08-03 - 70歳以上で亡くなったパーキンソン病(PD)患者120人の死後脳を観察したところ「抗コリン薬を2年以上服用経験のある高齢PD患者は、抗コリン薬の服用が2年以下または未使用であったPD患者に比べてアルツハイマー病の原因とされるアミロイド斑(Amyloid plaque)または神経原線維のもつれ(Neurofibrillary tangle )が2倍以上多く存在していた」という結果となりました。研究成果が2003年8月2日のAnnals of Neurology誌に発表されています。 (4 段落, 716 文字)
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