大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

著者が有名な論文は高評価になる

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2022-09-14 | コメント

泣く子も黙るノーベル賞学者と無名の学者の共著論文をノーベル賞学者の名前のみ記したもの、無名の学者の名前のみ記したもの、著者名を記さないものの3通り用意してそれらのいずれか1つを研究者313人に渡して査読を依頼した結果、ノーベル賞学者のみ記したものは却下の判断の割合が最も低く(23%)、中身は同じでも無名の学者のみ記したものは逆に殆ど(65%)が却下すべきと判断されてしまいました。

受理(少しの手直しでの受理も含む)の判断の割合も果たして知名度の影響が大きく、ノーベル賞学者を記したものは大半の59%が受理すべきと判断し、無名の学者を記したものを受理すべきと判断したのはわずか10%のみでした。

試験で使われた共著論文はその後手直しされてpreprintとして公開されています。

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