Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
化学放射線療法とMerck & CoのKeytrudaによる子宮頸癌初治療が生存改善達成
 ・ 誤記を訂正しました(陰性か陰性か→陽性か陰性の)
Novartisの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)薬Fabhaltaを米国が承認
 ・ 誤解訂正。Fabhalta投与患者”殆ど”がヘモグロビン濃度2 g/dL以上の上昇を達成した旨に修正しました。

Novartisの経口B因子阻害剤iptacopanのヘモグロビン尿症治療が抗C5抗体に勝利

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2022-10-25 | コメント

Novartis社の年間売り上げ30億ドルを目指す経口薬iptacopan (イプタコパン) の第3相試験(APPLY-PNH)での発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)治療がAstraZenecaの注射抗C5抗体2つ・Soliris(ソリリス;eculizumab)やUltomiris (ユルトミリス;ravulizumab) に勝りました。

試験には補体C5阻害剤治療の甲斐なく貧血が続くPNH患者が参加し、iptacopan投与群の輸血なしでのヘモグロビン濃度2 g/dL以上上昇達成患者の割合がSolirisかUltomiris投与を上回りました。

結果の詳細は後に学会で発表されます。

補体阻害剤未経験の患者へのiptacopanの第3相試験APPOINT-PNHが進行中です。

iptacopanはC5終末経路(C5 terminal pathway)の上流で作用する補体第二経路B因子(factor B)阻害剤です。

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