Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
化学放射線療法とMerck & CoのKeytrudaによる子宮頸癌初治療が生存改善達成
 ・ 誤記を訂正しました(陰性か陰性か→陽性か陰性の)
Novartisの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)薬Fabhaltaを米国が承認
 ・ 誤解訂正。Fabhalta投与患者”殆ど”がヘモグロビン濃度2 g/dL以上の上昇を達成した旨に修正しました。

Gilead Sciences社 嚢胞性線維症患者を対象にしたアズトレオナムの第3相試験の詳細な結果を発表

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2007-04-20 | コメント

2007年4月19日、Gilead Sciences社は、緑膿菌を有する嚢胞性線維症(CF)患者を対象にした抗生物質・アズトレオナム(aztreonam)吸入製剤の第3相AIR-CF2試験の詳細な結果を発表しました。

昨年12月に速報されたとおり(2006年12月21日BioToday)、aztreonam服用で吸入または静注抗生物質が必要になるまでの期間が有意に延長することが確認されています。

Gilead社は、緑膿菌を有する嚢胞性線維症の治療薬として2007年後半にアズトレオナム吸入製剤をアメリカFDAに承認申請する予定です。

今回の詳細な試験結果はCystic Fibrosis Therapeutics Development Networkの会議において発表されました。

Gilead社はCorus社の買収を通じてaztreonamを手に入れました。aztreonamは、嚢胞性線維症(CF)患者の肺感染症の原因となる緑膿菌を含むグラム陰性バクテリアに対して効果を有する吸入型抗生物質です。

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