プーチン大統領の政敵ナワリヌイ氏にはノビチョクと同種の神経毒が盛られた
Free!ロシア大統領・ウラジミール プーチン氏の政敵・アレクセイ ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏にコリンエステラーゼ阻害剤・ノビチョク(Novichok)と同じ化合物群に属する神経毒が盛られた事が確かに裏付けられたとドイツのメルケル首相が発表しました。
ノビチョクは冷戦中にソ連で開発されたコリンエステラーゼ阻害剤であり、被って手当てしないと呼吸や血圧を支える筋肉を制御できなくなります。
ノビチョクはロシアの元スパイSergei Skripal氏の英国での2018年の暗殺未遂で広く知られるようになりました。その事件ではSkripal氏、その娘・Yulia、その他4人が倒れ、Skripal氏とYuliaは助かりましたがそばにいた1人が死亡しました。
ナワリヌイ氏はシベリアのTomskからモスクワへの飛行機内で異変をきたし、飛行機が行き先を変更して向かったシベリアの都市Omskの病院を経てドイツのベルリンの病院に運ばれました。
ベルリンの病院は先月8月24日にナワリヌイ氏はコリンエステラーゼ阻害剤中毒症状を呈していると発表し、続いて今月9月2日水曜日に同国のメルケル首相はノビチョクと同種の神経毒に間違いないと判明したと明言しました。
集中治療室(ICU)でナワリヌイ氏はあえて昏睡状態に置かれており、容態は依然として深刻です。
ナワリヌイ氏は代謝疾患か食あたりで具合いが悪くなったんだろうとロシア政府は言っていますが、メルケル首相はそんなことはでたらめだと言ってロシア政府に説明を要求しています。
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