Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
化学放射線療法とMerck & CoのKeytrudaによる子宮頸癌初治療が生存改善達成
 ・ 誤記を訂正しました(陰性か陰性か→陽性か陰性の)
Novartisの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)薬Fabhaltaを米国が承認
 ・ 誤解訂正。Fabhalta投与患者”殆ど”がヘモグロビン濃度2 g/dL以上の上昇を達成した旨に修正しました。

重度以上のCOVID-19入院患者の回復がOncoImmune社のSaccovidで短縮/Ph3試験

Free!
2020-09-25 | コメント

酸素投与や非侵襲性人工呼吸が必要な重度かそれ以上の新型コロナウイルス感染(COVID-19)入院患者へのOncoImmune社の自然免疫調節薬Saccovid (サコビド;CD24Fc) 1回きり投与の第3相試験(SAC-COVID)途中解析で有意な回復促進効果と悪化抑制効果が示されました。

SaccovidはCD24活性に似た働きで自然免疫を調節します。

今回の203人のデータ解析の結果、回復までの日数の中央値はSaccovid治療群では6日、プラセボ群では10日でした。

また、Saccovid治療群の死亡か呼吸不全の発現率はプラセボ群の半分以下でした。

試験では他の開発薬の使用が認められており、多くの被験者にGilead Sciences(ギリアド)社のRemdesivir(レムデシビル)やコルチコステロイドが使われました。

それらが使われた患者の回復は一層早く、Remdesivir+Saccovid治療群の回復までの日数中央値は6日、Remdesivir+プラセボ群では13日でした。コルチコステロイド+Saccovid治療群の回復までの日数中央値は更に早く5日、コルチコステロイド+プラセボ群では15日でした。

この記事のカテゴリ
関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。