大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

許容限度を超えて温まってしまったCOVID-19ワクチンを知らせるセンサーを開発

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2021-04-05 | コメント

新型コロナウイルス感染(COVID-19)に対するPfizer/BioNTechやModernaのmRNAワクチンBNT162b2やmRNA-1273は保冷が必要ですが、不用意にも許容上限を超えて暫く温まってまうと見た目は変わらなくても劣化して効果に差し障る恐れがあります。

そこで、暫く温まってしまったワクチンを色でひと目で分かるようにするバイアル接着センサーが開発されました。

たとえば零下70℃で保管していたのが零下60℃を超えると青色の色素が白色の吸収成分に染み出してそうなったことを色で把握できるようになります。色はすぐに染み出さず、およそ2分以上零下60℃以上になってはじめて変化します。というのも2分以内であればワクチン効果に恐らく支障はないからです。色の変化は不可逆的であり、零下70℃に再び保管しても元には戻りませんので、零下60℃を暫く超えてしまったことをごまかすことはできません。

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