Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
化学放射線療法とMerck & CoのKeytrudaによる子宮頸癌初治療が生存改善達成
 ・ 誤記を訂正しました(陰性か陰性か→陽性か陰性の)
Novartisの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)薬Fabhaltaを米国が承認
 ・ 誤解訂正。Fabhalta投与患者”殆ど”がヘモグロビン濃度2 g/dL以上の上昇を達成した旨に修正しました。

J&J/AbbVieのBTK阻害剤Imbruvicaのマントル細胞リンパ腫初治療で生存改善せず

Free!
2022-06-04 | コメント

Johnson & Johnson(J&J)とAbbVieのブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害剤Imbruvica(イムブルビカ;ibrutinib)込みの初治療で第3相試験(SHINE)のマントル細胞リンパ腫(MCL)患者の無増悪生存(PFS)は改善しましたが全生存(OS)は同剤なしのプラセボ投与群を上回りませんでした。

いつもの2剤・ベンダムスチン(bendamustine)とrituximabに加えてImbruvicaも投与された患者のPFS中央値は81か月であり、いつもの2剤とプラセボ投与群の53か月を2年近く上回りました。

今回の解析の締め切り日である2021年6月30日時点でOSはほぼ同じで7年間の生存率はImbruvica使用群では55%、プラセボ群では57%となっています。

Imbruvica投与群は有害事象による死亡がプラセボ群より多く(11% vs 6%)、プラセボ群ではマントル細胞リンパ腫進展による死亡がImbruvica投与群より多く発生しました(21% vs 12%)。

関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。