凍らせたヒト脳組織を傷めず解凍
 ・ 手法の名称を追記しました。
脾臓の超音波刺激でラットの肺高血圧症が改善
 ・ タイトルの誤字を訂正しました(脾臓に超音波刺激→脾臓”の”超音波刺激)
ワクチンに添加される植物由来の免疫増強成分QS-21を酵母で作る手段を開発
 ・ 関連ニュースを追加しました。

激しい運動よりも穏やかな運動の方が体重が減る

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2006-04-22 | コメント

閉経前の健康な女性14人を対象にした試験の結果、同じカロリーを消費するにしても、激しい運動よりも穏やかな運動を定期的に実施した方が体重が減ると分かりました。

この試験では、女性を2群にわけ、一方は穏やかなトレドミル運動を1週間に4回実施し、一方はより激しいトレドミル運動を同じく1週間に4回実施しました。どちらの群も、1回のトレドミル運動で370kcalを消費しました。

これらの女性に食事制限は課しませんでした。

3ヵ月後に体重を測定したところ、激しい運動をした女性グループよりも、穏やかな運動をした女性グループの方がより体重が低下しました(-3.3±1.3kg vs -1.9±0.9kg、P=0.032)。

脂肪以外の体重はどちらの群でも有意な変化はありませんでしたが、激しい運動をした群で増加傾向が認められました(穏やかな運動をしたグループ 0.2±0.7kg低下、激しい運動をしたグループ 0.5±0.6kg上昇、p = 0.058)。

以上より、食事制限をしない状況においては、激しい運動をした場合よりも穏やかな運動をした場合の方が体重がより低下すると考えられました。一方、激しい運動をした場合の方が脂肪以外の体重が維持されると考えられました。

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