インド産のバーブ・Salacia oblongaは血糖値を下げる

Free!
2005-02-15 | コメント

αグルコシダーゼは腸で炭水化物を糖に分解します。インド、スリランカ原産のハーブ・Salacia oblonga(サラシア)抽出物はαグルコシダーゼを阻害して糖が血中に入るのを防ぐ作用があります。


健常人39人を対象にして、低用量、中用量、高用量のSalacia oblonga抽出物の血糖値・インスリンレベル降下作用をプラセボと比較したところ、高用量のSalacia oblonga抽出物は血糖値とインスリンレベルをそれぞれ23%、29%抑制するという結果となりました。

胃腸の不快感はほとんど認められませんでした。

今回の試験では、被験者はSalacia oblonga抽出物を食事と一緒に摂りました。食前に服用していればもっと効果があった可能性もあります。研究者等は今後Salacia oblonga抽出物を飲むタイミングや適量を調査していく予定です。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。