インド産のバーブ・Salacia oblongaは血糖値を下げる
Free!αグルコシダーゼは腸で炭水化物を糖に分解します。インド、スリランカ原産のハーブ・Salacia oblonga(サラシア)抽出物はαグルコシダーゼを阻害して糖が血中に入るのを防ぐ作用があります。
健常人39人を対象にして、低用量、中用量、高用量のSalacia oblonga抽出物の血糖値・インスリンレベル降下作用をプラセボと比較したところ、高用量のSalacia oblonga抽出物は血糖値とインスリンレベルをそれぞれ23%、29%抑制するという結果となりました。
胃腸の不快感はほとんど認められませんでした。
今回の試験では、被験者はSalacia oblonga抽出物を食事と一緒に摂りました。食前に服用していればもっと効果があった可能性もあります。研究者等は今後Salacia oblonga抽出物を飲むタイミングや適量を調査していく予定です。
2020-06-24|糖尿病
+ ビタミンB12の一部を繋ぐことで吐き気や嘔吐が生じ難いGLP-1R活性化剤を開発
2020-05-21|糖尿病
+ PPARγ活性化剤とGPR120活性化剤の併用で安全にインスリン感受性が改善する
2020-05-04|糖尿病
+ 脳のATP感受性カリウムチャネル活性化剤は糖尿病治療として有望
2020-02-11|糖尿病
+ DNA脱メチル化酵素TET3の阻害で2型糖尿病や肝線維症を治療しうる
2020-01-29|糖尿病
+ 黒人が営む理髪店でのHbA1c検査で黒人男性の糖尿病をより見つけうる
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。