スピリーバにセレタイドを併用しても慢性閉塞性肺疾患の症状悪化は減らない【オープンアクセス文献】

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2007-03-17 | コメント

中等度〜重度の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者449人を対象にした試験の結果、Pfizer社のSpiriva(tiotropium、チオトロピウム)にGlaxoSmithKline社のAdvair(fluticasonesalmeterol、フルチカゾンーサルメテロール)の併用してもCOPDの悪化率は低下しないと分かりました。

AdvairをSpirivaに併用するとQOLと肺機能が改善し、入院回数が低下しました。

しかしAdvairをSpirivaに併用してもCOPDの症状悪化回数は有意に低下しませんでした。具体的には、症状悪化した患者の割合はAdvairとSpirivaの併用群では60%、SpirivaとSerevent(salmeterol)の併用では65%、Spirivaとプラセボ投与群では63%でした。

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