キバナアザミが作る経口投与可能な成分クニシンの神経再生促進効果が判明
 ・ 誤解を訂正しました(オオアザミ→キバナアザミ)。
Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
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[記事]腸が細菌を選ぶ」へのコメント

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「Cellに掲載される報告として割と珍しいかもしれません」

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この報告は、Cellに掲載される報告の中では割と異色だと思いました。

1stオーサーのRawls JF氏は他にどんなことをしているのかなと調べたら、2004年に以下のような報告を発表していました。

Gnotobiotic zebrafish reveal evolutionarily conserved responses to the gut microbiota. Proc Natl Acad Sci U S A. 2004 Mar 30;101(13):4596-601.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=150707
\n63&query_hl=3&itool=pubmed_docsum


2004年のPNASの報告では、ゼブラフィッシュの腸内細菌と遺伝子発現の関連が調べられており、微生物叢によって調節される遺伝子群が同定されています。それらの遺伝子には、上皮の増殖の刺激、栄養代謝の促進、内因性免疫反応などに関与する遺伝子が含まれていたとのことです。

腸内細菌と腸の反応を詳しく調べれば、クローン病や潰瘍性大腸炎等の腸疾患の治療法の開発に役立つ知見が得られるかもしれません。

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2006-10-27 - ゼブラフィッシュとマウスの腸内微生物叢は6つの細菌門を共有していますが、それぞれの門に含まれる細菌種は異なります。
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