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バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。
[記事] 「Pfizer社 リピトール特許の再発行の最初の試みが失敗」へのコメント
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この特許のクレーム6はクレーム2の一部、クレーム2はクレーム1の一部という構成になっていますが、実際にはクレーム6はクレーム1の範囲を逸脱しています。過去の判例では、特許の有効性が否定されるほど重大な過ちではないと考えられていたようですが、控訴審は大目に見てくれませんでした。
ファイザーはクレーム構成を書き直すことによって問題を解決する意図なのでしょう。こんなことが認められるのかどうか知りませんが、何れにせよ、今回の話は再発行申請に係わるものです。
リピトールはアメリカでは96年に承認されましたので、特許期間補填手続きは既に完了しています。4681893特許は補填を受けましたが、5273995特許は補填されませんでした。要件(特許失効が販売承認後14年未満であること)を満たしていないからでしょう(リピトールの承認は96年12月17日、5273995特許の失効は2010年12月28日)。
5273995特許の内容
http://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO1&Sect2=HITOFF&d=PALL&p=1&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsrch
\nnum.htm&r=1&f=G&l=50&s1=5,273,995.PN.&OS=PN/5,273,995&RS=PN/5,273,995
控訴審判決
http://www.fedcir.gov/opinions/06-1179.pdf
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法的根拠:
特許期間延長に関する35 U.S.C. 156の規定であり、この期間延長をするためには、許認可を受けた日から60日以内に延長出願を提出しなければなりません(35 U.S.C. 156(d)(1))。
背景:
行政規則による許認可のために製品の市場投入が遅れることによって生じる特許期間の損失を補う目的から特許期間延長制度が設けられている。
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Pfizer社 リピトール特許の再発行の最初の試みが失敗