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バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。
[記事] 「乳由来タンパク質抽出物の創傷治癒効果が確認された」へのコメント
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動物が傷口をなめて治療するように、唾液や体液に抗炎症活性があることが推定されています。この記事のように乳成分にも抗炎症物質があることも以前から推定されていました。約30年前我々が大量のウシ血清中から精製し強い抗炎症活性を見出したAIFは、フコースなどから構成される糖タンパク質で分子量が数千、水で希釈すると高分子化しμg量で強力な抗炎症活性を示しました。特許も取ったのですが結局製品にはなりませんでした。現在も不思議な物質だったなあと思っています。
Purification and characterization of anti-inflammatory factor(AIF) from bovine serum. Misaka E, Matsuda K, et al. Agent Actions 8:1347 (1978)
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Safety and efficacy of a milk-derived extract in the treatment of plaque psoriasis: an open-label study.
J Cutan Med Surg. 2005 Dec;9(6):271-5.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?Db=pubmed&Cmd=ShowDetailView&TermToSearch=16699908
“XP-828L is a nutraceutical compound obtained by the extraction of a growth factors-enriched protein fraction from bovine milk”ということでXP-828Lがウシの乳由来の抽出物なので、記事の「2つの乳由来タンパク質抽出物」は「2つの牛乳由来タンパク質抽出物」と理解して良いと思います。
私も牛乳由来として書いてよいかどうか分からなかったため乳と表現しました。今回質問を頂いて回答が得られました。ありがとうございました。
ただ、この報告ではXP-828Lをcompoundとしていますが、以下の報告ではXP-828Lをprotein extractとしており、XP-828Lは抽出物なのか化合物なのかよく分からなくなりました。
XP-828l in the treatment of mild to moderate psoriasis: randomized, double-blind, placebo-controlled study.
J Cutan Med Surg. 2006 Sep-Oct;10(5):241-8.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?Db=pubmed&Cmd=ShowDetailView&TermToSearch=17234108
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詳しいことをご存じの方がいらしたら補足(もしくは訂正)をお願いします。
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「乳由来タンパク」の「乳」とは、何の「乳」なのでしょうか?「人乳」?「牛乳」?
母乳をおむつかぶれにする、目やにがでたら目にイレルなどが、伝統的に行われている所があると聞いたことがあります。
また、授乳中に乳頭が傷ついたら、母乳を塗る、と言うことが勧められているんです。
だから、是非知りたいです!
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乳由来タンパク質抽出物の創傷治癒効果が確認された