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[記事]大気汚染物質はグルタミン酸作動性の神経毒性を増強しうる」へのコメント

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「大気汚染物質が脳のグルタメート毒性を増強するとは驚きです。」

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私達の研究では、グルタメート神経のアゴニストであるホモシステイン酸が、認知障害の原因である事を突き止めています。そのホモシステイン酸(HA)の毒性を増強する可能性をこの論文が報告していますが、これは全く考えてみてもいなかった事柄です。驚きです。この論文のまま解釈すると、大気汚染によって、アルツハイマー病の患者は増加する事が予想されます。これは大変な事になります。この大気汚染の影響を取り除く事を考えないと、認知症の患者の増加を抑制できなくなるのではないかと、心配してしまいます。

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2011-04-10 - 都市高速道路付近で採取した大気中微粒子(nPM)はNMDAの神経毒性増強などのグルタミン酸作動性メカニズムを介して神経に悪影響を及ぼしうることを示したマウス/ラット実験結果が発表されました。
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