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バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。
[記事] 「Aβはエンドサイトーシスを介した細胞膜受容体輸送を障害する」へのコメント
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アミロイド療法が一つでも臨床試験で成功しているのなら、大いに考えられる事ですが、全て、全てで失敗している事実を患者さんに教えていますか。どこに患者さんに希望を持たせるのですか。アミロイド療法で患者さんの病気が治ると、どのようにお伝え出来るのですか。教えてください。
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それと同じで、脳の機能でもヒトでは老化に伴うアルツハイマー病が発症しますが、サルにはそれがありません。なぜなのかは理由が未だ不明です。この様に動物とヒトでは根本的に異なる現象もあり、動物で解明されたものが、そのままヒトに適用される事の危険性があるようです。アルツハイマー病もそうかもしれません。
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この必要条件十分条件の議論は、「アミロイドはアルツハイマー病の単独の原因では無い可能性が有る」と解釈するべきではないでしょうか? 必要条件とするならば、そのことから、原因の1つで有ることにまで疑義を提出した解釈されるような表現は、論理的には少し言い過ぎかと思います。
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数学の公理ですが、 A ⇌ B が成立している場合、A➙Bの場合、AはBに対して十分条件であると言います。B➙Aの場合は、AはBに対して必要条件といいます。さてAがアミロイドであり、Bがアルツハイマー病となります。この場合B➙Aが成立します。つまりアルツハイマー病 ➙アミロイド量が多いという関係は成立しますので、アミロイドはアルツハイマー病であるという事に対して必要条件です。しかしA➙Bは成立しません。つまりアミロイドからアルツハイマー病になるという関係は成立しませんので、アミロイドはアルツハイマー病に対する十分条件ではないという事です。この石井先生のコメントは大きいです。アミロイド研究の先頭に立っている石井先生自身が、アミロイドはアルツハイマー病の原因であるという事に疑義を提出したという事です。この背景は健常人の脳にもアミロイドが存在するという事実に基づいています。
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Aβはエンドサイトーシスを介した細胞膜受容体輸送を障害する