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[記事]Pfizer社 ApoE4患者第3相試験でアルツハイマー病薬の効果示せず」へのコメント

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「MCIが死亡率を上昇させた」

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MCIの原因が何らかの形で、死亡率上昇のきっかけになっている事は、興味深いです。死亡の原因が何かが、この結果では不明ですが、MCIですから脳の疾患ではなさそうです。では他の臓器、例えば心臓が原因で死亡することを考えると、MCIの原因を引き起こすものが、心臓にも影響を与えていることを示唆します。即ち末梢血管中にある原因物質が心臓にも、また脳の機能にも影響を与えている可能を考えることができます。実は私たちの研究チームは末梢血管中に心臓や脳に影響を与える物質がMCIの方々で濃度が高くなる事を発見したのです(JAD)。この原因物質こそアルツハイマー病の原因である事もJADで報告しております。これらから、彼らは大変興味深い報告をしていますね。

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「アミロイドはアルツハイマー病の主たる原因ではない。」

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ファイザーの臨床結果は本当に残念な結果でした。しかしこの結果から理解できることは、アミロイドは少なくともAPOE4キャリアーの方々では、アルツハイマー病の主たる原因ではないという事がこれではっきりしたと思います。今までどれだけ費用を費やして研究してきたかを考えると、無駄な臨床試験であったと思います。今までも、多くの研究者がアミロイド仮説に疑問を提出してきたのにもかかわらず、アミロイド仮説が主流を成して来たことが、この悲劇を生んだ背景です。より謙虚な態度で研究してきたら、この様な莫大な費用を費やすこともなかったのにと残念です。
また動物実験とヒトでの結果がこの様に大きく異なることも、是非今後の検討課題であろうと思います。動物特にマウスでの実験には限界がある事も注意しなければなりません。マウスの実験では、アミロイド療法は効果があったからです。

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2012-07-24 - 2012年7月23日、Pfizer(ファイザー)社は、アルツハイマー病治療薬候補bapineuzumab(バピヌズマブ)の4つの第3相試験の1つ・Study 302試験で主要目標を達成できなかったと発表しました。
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