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Syntara社のリジル酸化酵素阻害薬PXS-6302の傷痕改善効果がPh1試験で示せず

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2025-09-17 | コメント

オーストラリアのSyntara社のリジル酸化酵素(LOX)阻害薬PXS-6302がブタの切り傷や火傷の見た目を改善することが先立つ検討で示されています。それらの検討では傷の発生から間もないときにPXS-6302を傷口に塗り始めました。

しかしオーストラリアでのPh1試験では発生から1年超経つ傷(mature scar)の改善効果が残念ながら認められませんでした。

90日間の投与後のもと(baseline)と比べたPOSAS(Patient Observer Scar Assessment Scale)点数改善(低下)がプラセボと有意差がつきませんでした。POSASは6項目(痛み、痒み、色、こわばり、厚さ、変形)をそれぞれ1-10点で示す検査で、点数が低いほど正常なことを意味し、1点は正常、10点は最悪です。6項目なので総点数の幅は6-60点です。

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