Lillyのκオピオイド受容体遮断薬LY2444296でアルコール依存ラットの酒量が減少
 ・ 3段落目の誤記を訂正しました(断酒9時間後→断酒8時間後)
三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。

Acologix社 IPOを米国証券取引委員会に申請/東証での上場を申請

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2006-08-18 | コメント

2006年8月16日Reutes:Acologix社は、最大1億1500万ドルの増資を目標としたIPOを米国証券取引委員会(SEC)に申請しました。

発行株式数や一株あたりの株価は不明です。また、SECへの申請書にはアンダーライターの名前も公開されていませんでした。

Acologix社は東京証券取引所での上場を申請しています。

アコロジクスは、「オステオ・リーナル」(骨及び腎臓)領域の疾患を対象とした革新的な治療薬の開発・商品化を手がけています。

アコロジクスの腎臓領域における治療薬候補物質の中で最も開発の進んでいるのはAC-820です。AC-820はκ(カッパ)オピオイド受容体に対する選択性の高い作働薬です。AC-820は腎透析患者に起こる重篤な全身性の掻痒・尿毒症性掻痒症の新規治療薬として開発されています。

パートナーである東レ株式会社と共にAC-820の第3相試験が欧州で2005年11月に始まりました。北米では、アコロジクスが、同じ適応症で開発中であり、2006年に後期臨床試験を開始する予定です。

骨領域で最も開発の進んでいる治療薬候補物質はAC-100(またはデントニン)です。AC-100は、強力な骨と歯の組織再生物質です。安全性を証明する臨床第一相試験をすでに終了し、現在二種類の適応症について臨床第二相の開発段階にあります。ひとつは歯槽骨の再生、もうひとつは歯の組織の再生です。

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