三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

PDL BioPharma社 移植維持を対象にしたダクリズマブの開発からもRoche社が脱落

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2006-11-23 | コメント

2006年11月21日、PDL BioPharma社は、喘息を対象にしたダクリズマブ(daclizumab)の共同開発からの脱落に続き、移植維持を対象にしたダクリズマブの共同開発からもRoche社が手を引くことになったと発表しました。

今年8月にPDL BioPharma社は、喘息を対象にしたダクリズマブの開発に関与することをRoche社が中止したと発表しました。

両社の共同開発合意は2007年5月に正式に終結する予定です。

Roche社との提携は残念な結果となりましたが、移植・呼吸器疾患以外の適応や多発性硬化症を対象にしたダクリズマブの開発でPDL BioPharma社はBiogen Idec社と提携しています。

PDL BioPharma社は再発寛解型多発性硬化症を対象にしたダクリズマブの試験を今後もサポートしていく予定です。βインターフェロン併用のダクリズマブの第2相試験(CHOICE試験)の結果は2007年中に得られる見込みです。

ダクリズマブはIL-2を阻害するモノクローナル抗体です。

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PDL BioPharma社 Roche社
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