三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

早産が幼児死亡のおよそ1/3の原因となっている

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2006-10-03 | コメント

アメリカでの2002年の乳児死亡(infant death)を再分類したところ、以前の報告のちょうど2倍の34.3%の乳児死亡が早産(妊娠37週未満の出産)に起因していると分かりました。

以前、National Center for Health Statisticsの研究者等は乳児死亡の17%が早産に起因していると報告しました。

しかし今回、Centers for Disease Control and Preventionが早産と特定の死因の生物学的な関連を考慮して解析したところ、幼児死亡27970件のうち主要な20種類の死因で幼児22273人が死亡しており、そのうち9596件(34.3%)が早産に起因しているという結果となりました。

早産が原因となった幼児死亡の95%は妊娠32週未満で1500g未満で出産した幼児で占められていました。また、早産が原因となった幼児死亡の2/3は出産後24時間以内に起きていました。

以上、2006年10月のPEDIATRICS誌に発表された研究成果です。

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