三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

手術が差し障る恐れが小さい患者の経カテーテル大動脈弁置換TAVIの経過良好

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2024-04-10 | コメント

手術が体に障る恐れが大きくない(low or intermediate surgical risk)大動脈弁狭窄患者のの経カテーテル大動脈弁置換(TAVI)が大動脈弁置換手術(SAVR)に劣らず優秀なことがドイツでの無作為化試験DEDICATE-DZHK6で示されました。

試験では平均年齢74歳の1414人のうち約半数の701人がTAVI、残り約半数713人がSAVRに割り振られました。

TAVR群の1年間の死亡か脳卒中の発生率は5.4%であり、SAVR群の10%の半分ほどで済みました(ハザード比0.53、95%信頼区間0.35-0.79)。また、死亡のみの発生率はそれぞれ2.6%と6.2%でやはりTAVR群のほうがだいぶ少なくて済んでおり、その比較のハザード比0.43の95%信頼区間(0.24-0.73)上限もまた1未満に収まっています。

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