抗PD1/CTLA4薬の抗腫瘍効果に濾胞性ヘルパーT細胞によるB細胞活性化が不可欠
Free!抗PD-1薬と抗CTLA-4薬による免疫チェックポイント阻害治療は濾胞性ヘルパーT細胞(Tfh細胞)によるB細胞活性化を介して変異多積3受容体陰性乳癌(TNBC)への抗腫瘍免疫反応を増幅することがマウス実験で示されました。
また、そのB細胞活性化にはTfh細胞のサイトカインIL-21が寄与しているようであり、IL-21を阻害すると抗PD-1薬と抗CTLA-4薬の抗腫瘍効果が激減するという結果が得られています。
今回判明したTfh細胞を介す抗腫瘍効果はTNBC患者の化学療法やHER2陽性乳癌患者の
- Findings could help identify which aggressive breast cancers will respond to immune treatments / University of North Carolina
- Findings could identify aggressive breast cancers that will respond to immunotherapy / Eurekalert
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