COVID-19患者死後脳MRI解析〜内皮障害と思しき所見あり/脳幹異常は認められず

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2020-05-09 | コメント

新型コロナウイルス感染(COVID-19)患者19人の脳を死後24時間以内にMRI解析したところ2人に出血、1人にPRES(可逆性後頭葉白質脳症)と思しき脳病変が認められ、それらはウイルスによる血管内皮妨害のせいかもしれないと著者は言っています。

嗅球非対称が4人に認められましたがその先の嗅覚経路に異常はなく、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が害する嗅覚は嗅球止まりと示唆されました。

脳幹のMRI異常は認められず、COVID-19で生じる呼吸困難への脳幹異常の寄与は支持されませんでした。

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