三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

抗TNF薬によるCOVID-19治療の試験が必要

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2020-04-14 | コメント

adalimumab(アダリムマブ)やinfliximab(インフリキシマブ)等の抗TNF薬治療の効果を調べる臨床試験のお膳立てはできており、すぐにすべきとの見解を英国オックスフォード大学の研究者等が示しています。

COVID-19を患った炎症性腸疾患(IBD)患者の転帰を記録しているSECURE-IBDの4月6日までのデータによると、抗TNF治療だけの患者116人の殆ど(99人)は入院せずに回復でき、亡くなったのは1人のみでした。一方、スルファサラジン/メサラミン治療患者71人では様子が違っており、入院なしで回復できたのは約半数であり、6人が死亡しました。

まずはCOVID-19入院患者に抗TNF薬を試し、良い結果と安全性が確認されたら高齢者や持病がある人などのCOVID-19に弱い人々への入院前の投与も試せるだろうと著者は言っています。

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