三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

COVID-19患者へのAstraZenecaのBTK阻害剤Calquenceの大規模試験が始まる

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2020-04-14 | コメント

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因SARS-CoV-2ウイルスではなくその外堀・過度の炎症を食い止める事をまずは目指すチームにAstraZenecaも仲間入りし、ひどく重症のCOVID-19入院患者のサイトカイン暴発(cytokine storm)を承認済み抗癌剤ブルトンチロシンキナーゼ(BTK)阻害剤Calquence(カルクエンス;acalabrutinib、アカラブルチニブ)で治療する大規模試験CALAVIを開始します。

COVID-19による呼吸困難がBTK阻害による炎症抑制で緩和しうることがCalquenceの臨床データでひとまず示されていることを受けて実施されます。

試験は2部構成で、1部は集中治療室(ICU)外の呼吸補助なしの患者を募り、2部にはより重症の呼吸合併症に陥っているICU患者が参加します。

主要目標はCalquenceで死亡や呼吸補助の出番が減ることを示すことです。

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