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コロナ感染から1年経っても症状が続く人は1年半時点でも解消せずそのまま

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2022-10-14 | コメント

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染から1年後も続く症状(Long-COVID)の殆どが18か月時点でも認められました。

試験ではスコットランドのSARS-CoV-2感染者33,281人とそうでない62,957人が18か月間追跡されました。

発症した感染者31,486人のうち1,856人 (6%) は最後の観察時点(most recent follow-up)で全く回復しておらず(非復調)、半数近い13,350人 (42%) はある程度ましになったものの完全回復には至っていませんでした(部分復調)。

感染後6か月と12か月時点での記録がある3,744人に限った解析での非復調、部分復調、完全復調は6か月時点ではそれぞれ295人 (8%) 1,766人 (47%), 1,683人 (45%) 、12か月時点でもほぼ変化なしのそれぞれ303人 (8%), 1705 (46%), 1736人 (46%) でした。

また、感染後12か月(1年)時点と18か月(1年半)時点での記録がある197人に限った解析での非復調、部分復調、完全復調は1年時点ではそれぞれ21人 (11%), 100人 (51%), 76人 (39%)、1年半時点ではそれぞれ21人 (11%), 101人 (51%), 75人 (38%) でした。

今回の結果によると感染から1年後に不調の人の殆どはその半年後の1年半時点でも復調しないままのようです。

無症状の感染と長患いやその他の有害転帰(生活の支障、入院、救急受診、死亡)の関連は認められませんでした。

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