Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)
抗IgE抗体がずっと作られるようにするワクチンを開発
 ・ 関連ニュースを追加しました。

粘膜経由HIV感染予防薬の有望なターゲットが見つかった

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2005-04-24 | コメント

粘膜組織の樹状細胞に存在するDC-SIGNの役割はよくわかっていませんでした。


2005年5月のJ Virol誌に発表された研究成果から、DC-SIGNを有する樹状細胞はHIVに結合してHIVをほかの免疫細胞に搬送する役割があるとわかりました。DC-SIGNに対する抗体を投与すると、HIVの結合がおよそ90%抑制されました。

また、IL-10がDC-SIGNの発現を亢進させることも確認されました。

今回の結果から、DC-SIGNを阻害すると、HIV感染を予防または治療できる可能性があると考えられました。

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