COVID-19後遺症は長く続く炎症反応の仕業らしい
Free!新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染ハムスターの嗅覚組織にインフルエンザウイルス感染ではみられない炎症反応が認められました。
インフルエンザAウイルスとSARS-CoV-2への肺の反応は似ていましたが、SARS-CoV-2感染ハムスターのみ嗅覚系に感染解消から1か月後にも及ぶ慢性炎症反応が認められ、行動異常と関連しました。
また、SARS-CoV-2は肺をより広範囲に傷め、インフルエンザウイルス感染に比べて腎臓の損傷をより長引かせました。
行動異常との関連が今回の研究で認められた長く続く炎症反応はハムスターに限らずヒトのCOVID-19後遺症にも寄与しているかもしれず、SARS-CoV-2感染ハムスターはCOVID-19長患いの治療の検討に役立つと著者は言っています。
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