三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

Alnylam/RegeneronがC5抑制剤cemdisiranのIgA腎症Ph2結果を学会で披露

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2022-08-30 | コメント

Alnylam Pharmaceuticals社がRegeneron Pharmaceuticalsと組んで開発しているC5補体抑制RNA干渉薬cemdisiran(セムディシラン)のIgA腎症(IgAN)Ph2試験結果が学会18th European Meeting on Complement in Human Disease (EMCHD) で披露されました。

この6月にすでに発表されている通りcemdisiran群の尿蛋白値(24時間の尿蛋白質/クレアチニン比;UPCR)の経過がプラセボ群を上回りました。

主要転帰である32週時点UPCRはプラセボ群ではもとに比べて9.5%上昇したのに対して、cemdisiran群では31.4%低下しました。解析でのその差は37.4%、90%信頼区間は-0.5〜+61です。

AlnylamはRegeneronと協力して急いで第3相試験を始めるつもりです。

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